乳頭作成手術
乳頭作成手術

乳房再建をされた方の乳頭を再建します。乳頭は乳房の見た目の印象に大きく関わる部位であり、再建を行うことで心理的な満足度の向上が期待できます。いずれの方法も局所麻酔下の手術で、日帰りで手術可能です。患者様のご希望やライフスタイルなどを考慮し、一人ひとりに適した方法を検討します。乳房再建の経験が豊富な形成外科専門医が手術を担当します。
基本的には保険診療ですが、治療法によっては自由診療での対応となることもあります。
乳頭再建にはいくつかの方法があり、患者様の状態やご希望に応じて適切な術式を選択します。
再建する部位の皮膚を図のように細工して乳頭の高まりを作成します。
健側にメスを入れることに抵抗がある場合、健側の乳頭が小さすぎて移植法ができない場合や、健側で今後授乳を考えている場合などに選択される方法です。
乳輪の着色はさらに3か月後ぐらいに局所麻酔の手術で行います。

乳頭の高まりを作成することができますが、術後、数か月のうちに乳頭の高さは低くなってゆく可能性があります。それを最小限にとどめるため、術後およそ3か月間はドーナツ状の保護器で再建乳頭を保護する必要があります。
合併症としては、感染、出血、血腫、皮弁の部分壊死、治癒の遅れ、痛み、薬剤アレルギーなどが起きる可能性があります。喫煙、糖尿病、肥満のある方は合併症の危険が高くなります。
手術をしていない健側の乳頭の一部を採取します。再建する部位の皮膚にキズを作り、そこに採取した乳頭を縫い付けて固定します。移植した乳頭のズレを防ぐため、1週間はガーゼ交換を行いません。乳頭を採取したところはキズになりますが、軟膏治療を行うと10日間前後で治癒します。
乳輪の着色はさらに3か月後ぐらいに局所麻酔の手術で行います。
健側の乳頭に十分な大きさがある場合に行うことができます。
乳頭の高まりを作成することができますが、術後、数か月のうちに乳頭の高さは低くなってゆく可能性があります。それを最小限にとどめるため、術後およそ3か月間はドーナツ状のスポンジで再建乳頭を保護する必要があります。
合併症としては、感染、出血、血腫、移植乳頭の生着不良、治癒の遅れ、痛み、薬剤アレルギーなどが起きる可能性があります。喫煙、糖尿病、肥満のある方は合併症の危険が高くなります。健側の乳頭は元よりも小さくなります。
カウンセリング・診察
まずは現在の状態を確認し、患者様のご希望を丁寧にお伺いします。
乳房の状態、皮膚や組織の厚み、左右差などを診察したうえで、適応の有無や治療方法をご提案します。
保険診療の対象となるかどうかも、この段階で判断いたします。
手術内容、リスク、術後経過、費用についても詳しくご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めます。
手術日の決定
治療内容に同意いただいた後、手術日を決定します。
体調やご都合を考慮しながら日程を調整いたします。
術前に必要な注意事項(内服薬の確認、生活上の注意など)についてもご案内いたします。
手術(麻酔・所要時間)
手術は通常、局所麻酔で行います。
処置時間は術式や状態によって異なりますが、1時間〜1時間半程度で終了します。
痛みに配慮しながら慎重に手術を行い、乳頭の形状やバランスを確認しながら仕上げます。
日帰りでの手術が可能です。
術後の処置・通院
手術後は創部を保護し、必要に応じて固定やガーゼ処置を行います。
術後の過ごし方や注意点(入浴・運動・下着の使用など)について詳しくご説明いたします。
経過確認のため、数回の通院をお願いすることがあります。
抜糸が必要な場合は、指定日にご来院いただきます。
経過観察
術後は腫れや内出血がみられることがありますが、徐々に落ち着いていきます。
乳頭の形状は経過とともにわずかに変化することがあるため、一定期間の経過観察が重要です。
気になる症状がある場合は、いつでもご相談ください。
必要に応じて追加処置や修正についてもご説明いたします。
乳頭作成手術をご検討の方は、以下の点についてご理解ください。
手術の適応やリスクについては、カウンセリング時に医師より詳しくご説明いたします。
不安な点やご希望は遠慮なくご相談ください。
乳頭作成手術の費用は、術式や治療内容によって異なります。
保険適用の可否については症例により異なります。
詳しくは診察時にご案内いたします。
手術方法にもよりますが、1時間〜1時間半程かかります。
いずれの方法も手術後1週間、患部はガーゼ固定となります。その間は患部を濡らすことができません。患部を濡らさずに下半身のみのシャワーや洗髪は手術翌日より可能です。患部のシャワーや入浴は術後の状態にもよりますので、診察時にご説明します。
基本的には乳頭再建とアートメイクは同時に行っておりません。先に乳頭再建を行い、その傷が治り、安定した時期にアートメイクを行います。
乳頭再建手術で乳頭の高まりを作成することができますが、術後、数か月のうちに乳頭の高さは低くなってゆく可能性があります。それを最小限にとどめるため、術後およそ3か月間はドーナツ状の保護器で再建乳頭を保護する必要があります。
基本的には妊娠中の手術はお勧めしておりません。
健側の乳頭に傷をつけると授乳ができなくなる可能性があるため、将来的に授乳を希望される方は健側からの乳頭移植法はお勧めしておりません。局所皮弁法または3Dアートメイクでの乳輪乳頭作成をお勧めしています。
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